謝るときに大切なこと
- spielen0622
- 8月15日
- 読了時間: 3分

終戦記念日ですね、
人々が「違い」を受け入れ尊重し合い、戦争の無い平和な日々が、日本を含めた全世界に訪れることを祈ります。
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私たちは時に、無自覚に誰かを傷つけてしまうことがあります。
こちらの言動によって、意図はしていなくても、誰かが傷を負ったとき、害を被ったとき、
「申し訳ないことをした」と素直に思った時、あなたはどうしますか。
まずは謝るかと思います、そんなつもりはなかった、とご自身の事情も説明されるかもしれません。
問題なのは、謝っても相手が了承されないときです。
(悪質な主張やクレーマーは除外します)
許してもらえないことに、困って何度も謝罪を繰り返すかもしれません。
ここで、ちょっと目を向けてもらいたいのは、
繰り返し謝る、言葉で伝える心理の裏にはどのような心理が働いているでしょうか。
「本当に悪い、と思っていることをわかってほしい」
それはそうなのですが、このような思いのみの場合、被害を受けた方に自分の気持ちを汲み取ってくださいというお願いや、保身になってしまいます。
謝っても納得されない場合、相手の方は、悪いと思ってくれていることは認識できていても、受けた痛みや気持ちに目をむけられていない感覚があるのかもしれません。
極端に言うと
「謝ったから、もういいでしょ」と言われているように捉える人もいるかもしれません。
負った傷はまだ痛み続いているのに。
大事なことは、謝った上で相手の気持ちや痛みに目を向けて行動すること。
受けた傷の手当を施し、痛みを和らげること。
これらよりも
「わかってほしい」「許してほしい」という気持ちに意識が向いてしまうと
自己都合な結果を求めているということであり、
相手の気持ちをそっちのけにしてしまいます。
では、具体的にどうすればいいでしょうか。
それはケースバイケースなので一概には言えません。
ただ、一発で正解を出さなくても、認められなくてもいいのです。
どうしたらいいか、わからなかったら誰かに相談したり、場合によっては相手の方に確認することも大事なことです、独りよがりにならないためにも。
相手を傷つけたことに動揺している場合、落ち着きを取り戻すためにも、第三者に相談することも大切です。
多少、的が外れてもいいのです、受け入れられなかったことで落ち込んで諦めずに、また別の行動をとってみることが大切です。
「責任をとる」とは、相手の思いや痛みを思いやり、真心を込めて誠実に関わる、行動をする、ということです。
それを繰り返していくうちに、あなたの誠意は相手に伝わります。
短絡的に結果を求めず、今、ここの相手に向き合い関わること。
それは相手の方にも、あなた自身にも誠実な関わりであり大切にしてることになります。



