「生」の瑞々しさ
- spielen0622
- 8月13日
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慌ただしい毎日が続いていましたが、一息つけました。
近所のお花屋さんへ切り花を買いに行くことも久しぶりです。
夏らしい、存在感たっぷりの大きなひまわり。
他の花々についてもお名前を教えていただきましたが、覚えきれませんでした。
約半月ほどの自宅に切り花を飾っていない日々、以前は当然の景色だったのに、一度その魅力を味わってしまったため
家の中が殺伐としているように感じました。
以前まで、花を飾ることは贅沢な習慣だと思っていましたが、今ではそんな風に思えません。
時間と共に枯れてしまう泡沫夢幻、儚さのほうが際立つように思えていましたが、実際に飾ってみると
生きている瑞々しさや潤いを感じられること、視界に入るその姿に、香りに癒され、心の奥に、頭の中に静寂が広がります。
それは、生の尊さ、人間を取り巻く草花や木々、自然へのありがたさのような感慨なのかもしれません。
あれこれ広がっていた空想が瞬時に一掃され、『今、ここ』に瞬時に立ち戻れます。
そこには、癒しが含まれています。
今日もこの一日を、今、この瞬間を存分に生きよう、という気持ちが緩やかに広がります。



