容器になってみよう!
- spielen0622
- 3月20日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
常識不要、素のままダイアログ
心理セラピストのエリナです。
この時期の食材と言えば、山菜ですね♪
この時期にしか食べられないふきのとうが大好きです。あのほろ苦さがたまりません。
今年はなかなかスーパーに並ばない日々でしたが
先日やっと、天ぷらで食べることができました。
とても美味しかったです♪
もう一度くらい買って、蕗味噌を作ったり、刻んでお味噌汁にいれたりして
味わいたいと目論んでます。

先日、ゲシュタルト療法のセラピーを受けてきました。
今でも定期的に受けていますが、近頃はzoomも多かったため、対面の場でガッツリとセッションをしたい!と思い立ち。
心理セラピーや悩み相談というと、何か出来事や具体的な悩みがあって
それを話ながら進行していく、というイメージがありますよね。
実は、必ずしもそのパターンだけではないのです。
その日、最初のエクササイズでは「自分を入れ物に例えてみよう」というテーマでした。
入れ物って言われて何を思い浮かべますか?
お椀、花瓶、箱、プラスチックのタッパ、段ボール、紙袋、瓶・・・様々な入れ物がありますね。
私の中でとっさに浮かんだのは、ガラス製のコップでした。
500mlくらいの大きさで、ガラス製だから硬くてたたくとコンコンと音がなる、液体を注ぐためのカップです。

目の前に、座布団を置き、そのコップを乗せて眺めます。(イメージです)
しばらくすると、液体が溢れんばかりに入っている息苦しいような感覚が起こりました。
セラピストに促され、次はそのコップ自身になってみます。
コップを置いている座布団に座り、身体感覚に意識を向けます。
すると、ぎゅーっと縮こまってて、「ガラス製のコップのふりをしている」という
感覚がありました。
「あれ?こっちに座ってみたら、全然コップじゃなかった。水に濡れても平気で、
くしゃくしゃにしても破れない丈夫なクラフトペーパー製の紙袋だった!」
またもやセラピストに促され、目の前に座っている自分自身を見つめます。
「あ、私はそうゆう丈夫な紙袋なのだけど、目の前のエリナさんが、勝手に
ガラス製のコップとして扱いがっているから、合わせてその振りをしていた。
けど全然つまらない。私はもっと広がるし丈夫だし遊べる、遊びたい」
そんな感覚から、言葉がすらすらと出てきました。
もちろんこれ、あらかじめイメージがあったり、考えていたわけではありません。
提案されたテーマに沿って実際に体を使って動いてみる、容器になってみることで
そのときに生じた感覚や言葉であって、そこに思考はありません。
自分の中から湧き起こった感覚を充分に感じると、自然と次の気づきが起こります。
そして、感覚を否定せず充分に経験することは、とても気持ちがいい、満たさる心地です。
私の中にこんな感覚や思いがあったのだな、と気づきます。
そんな経験を、これを読んでいるあなたと一緒にできたらとても豊かで楽しいだろうな、そんな風に思います。
それでは、今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。



