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世界の見え方捉え方

  • spielen0622
  • 3月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月18日








こんにちは。




常識不要、素のままダイアログ

心理セラピストのエリナです。




三月も半ばに入り、暖かな日が増えてきましたね。




朝、窓を開けると沈丁花の香りに目が覚めます。




甘酸っぱく爽やかなこの季節だけの香りです。








ここに、一枚の猫の写真があります。




どのような印象を受けるでしょうか。




猫好きの人は、可愛いと思ったり撫でたくなるかもしれません。




猫が苦手な人は、嫌悪感を感じるかもしれません。




猫アレルギーのある人は、警戒心やアレルギーの感覚が想起されるかもしれせん。




このように、私たちは目の前の光景を、自分の感情や感覚、記憶や経験を通して認識します。




そしてそれらは、誰一人として全てが同じではあることはありません。




これは、




「私が見ている現実世界は、私の主観を通して認識している。




実際の現実世界とズレがあるかもしれない。」




という、現象学の考え方です。




「自分の中に起こったことは自分の主観である」という




事実を受け止めることに重きをおきます。




同じ対象を見ても、何も感じない人、楽しくもらえる人、




苛立つ人、様々な反応があります。



そこに良し悪しはありません。




周囲が、好意的に捉えている対象を、自分だけ反感を持ったとしても




「自分はおかしいのか、変なのだろうか」という価値判断や評価は不要です。




誰かの反応に意識を向けるのではなく、




「そう感じる自分には、今、何が起こっているのだろう」




と、自分自身に意識を向けることで、




今まで無自覚だった自分の感情や無意識に前提としているものが見えてきます。




この時に大切なのは、感覚や感情であり、思考ではありません。




そして、その意識に上がっている




その感覚や感情、ぽっと浮かぶ言葉の




その奥に、ヒントがあります。




それでは、今日はこの辺で。




お読みいただき、ありがとうございました。

 
 
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