その感情、ほんとうに“あの人”のせい?
- spielen0622
- 5月28日
- 読了時間: 2分
更新日:6月7日
ここは、自分に優しくなれる場所。
こんにちは、エリナです。
今日もゆるゆる気の向くままに〜✳︎︎*

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最近、巷では有名人のスキャンダルや噂話が飛び交っていますね。
SNSでも、当事者への非難や冷やかしが絶えません。
ショッキングな話題ほど、つい誰かに話したくなったり、投稿したくなりますね。
それは自然な衝動です。
強い刺激を受けたとき、何かしら外に出すことで自分のバランスをとりもとうとする、
それ自体は、とても大切なことです。
でももしそれが、ネット上の書き込みという形で表れるなら
ちょっとだけ立ち止まってみましょう。
文字は、形となって残ります。
そして、書き手の意図とは違う形で、誰かを傷つけてしまうこともあります。
また、メディアで流されてる情報の正誤性も受け手の私たちには判断できません。
そして何より、「他人のこと」です。
私たちはあくまで、その人の人生に立ち入れない、外側にいる存在です。
それでももし、無関係なはずの出来事について、
躍起になってしまう感覚があるなら、
今、あなたの内側で何かが起きているのかもしれません。
どんな感情や、感覚が湧き起こっていますか。
もしかしたらその話題の中に、自分が過去に経験した何かを、重ねているのかも知れません。
これを、心理学では「投影」といいます。
投影は、誰にでも起こるごく自然なこころの働きです。
私たちは自分の主観を通して世界を認識しているため、
投影なしでは現実と関わることはできません。
けれど、投影であることに気づけたら、衝動や感情のままに行動しそうな自分と
少し、距離をおけます。
立ち止まることができます。
有名人の話題に、誰を非難したくなってるのか、当事者たちにどんな感情を抱くのか。
沸き起こるままの感情に飲まれて衝動的に行動するのではなく、
誰かや何か、外側を攻撃するのではなく
その衝動が沸き起こる、自分自身の奥を見つめて、そこにしばらく留まっていると
普段は、心の奥の方に押しやっているもう一人のあなたに出会えます。
無自覚だった自分の一面に気づけることで、何かが楽になったり変わり始めることがあります。
そうやって自分を深く知って、大切にしていくこと。
それが、まわりの人や世界も大切にする土台になっていきます。
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二日間続けてビターな投稿になりました。
次回はライトな話題をアップしたいと思います✳︎︎*



