あるものはある、良し悪しは無い
- spielen0622
- 3月24日
- 読了時間: 2分
更新日:3月28日
こんにちは。
常識不要、素のままダイアログ
心理セラピストのエリナです。
お彼岸を過ぎて東京はすっかり春めいてきました。
ちょうどいただきものの苺があったので、朝食にもお弁当にもいただきました。
寝起きの体に、甘酸っぱい香りと味が広がって目が覚めます。染みる〜〜
旬の味覚は、季節からの贈り物ですね♪

「よく、『手放して、許しましょう』みたいなことが一般的に言われるけど、私はあの時あの人からされて嫌だったことを『覚えていたい』と思ってしまう」
ある人がそう話していました。
確かに最近はそういった趣旨のものが流行ってるように見えます。方法や考え方を提示してくれていたり。
恨んでることを、怒ってることを、辛かったことをノウハウ通り許せて手放せたら、確かにラクですよね。
そこに行けることは理想です。

だけど、いつも誰もがそこを目指さなくてはいけない、なんて決まりはありません。
文頭の言葉を聞いて、好感を持ちました。
それは、「私は覚えていたい」と今のご自身のニーズ(欲求)を認識されているからです。
「私は覚えていたい」
それなら、そのままでいいんです。
思考や理性で、ある想いを無理にどうこうしようとしても消すことはできません。
「悪い感情」として、蓋をしたり否定したり、なかったことにすると、後々自分を苦しめることになります。
もしかしたら、時の流れとともに忘れていくかもしれない。
逆に、その感情が強まって「どうにかしたい」と思う時が来るかもしれない。
そうなった時に、はじめてそれに取り組めば良いのです。
「世間的に良くないと言われる感情を持ってる」と自分で思ったとしても、
世間はどのような経緯であなたがそれを抱くことになったかを知りません。
「その感情がある」
そこに良し悪し、正しい間違い、美しい醜いはないんです。
あるものはある、そこに評価、価値判断は不要です。
ただ、その感情に囚われて相手を傷つけたり、破壊行為など行動を起こすことはまた別の話なので、その辺りは注意が必要です。
今、あなたが抱いてるどのような感情も否定しなくていいんです。
あなたにはあなたの事情があるから。
そんな感情をどうにかしたい、このままでは苦しい、と望んだ時は相談してくださいね。
あなたの今、抱いているどのような感情も真正面から受け止めます。そこから一緒に、紐解く手がかりを探求しましょう。
それでは、今日はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。



